いくぜ更年期と糖尿病対策!

アンチエイジング!更年期世代の健康情報

更年期の時期の不調

更年期の時期の不調のあらわれ方は個人差があります。

 

不調を強く訴え、病院に行かなくてはならないほどつらい人がいる一方で、ほとんど不快な症状を感じないまま、閉経を迎える人もいます。

 

こうした個人差が生じる要因としては、1つにストレスがあげられます。ストレスが多いと更年期症状が強く出やすく、さらには更年期障害になりやすいといわれています。

 

40歳以上の世代は、子供の受験や就職、独立、夫との関係や最近では夫のリストラ問題、義父母や自分の両親の病気や介護といった自分だけでは解決できない様々な問題を抱えています。

 

また、自分自身のことについても、近所づきあいや友人関係、仕事を持つ女性であれば仕事の責任やプレッシャー、職場の人間関係などに頭を悩ませることもあるでしょう。

 

こうした環境要因と呼ばれるいろいろな問題がストレスになると、脳を通じて自律神経やホルモンにも影響を与え、体の変調につながります。

 

また、環境要因には、普段の生活が不規則だったり、食生活の乱れ、あるいは過労や睡眠不足といったことも含まれ、要因が過度になると症状を重くすると考えられています。 さらに、よく言われるのが、性格が与える影響です。

 

医学的には気質要因といい、几帳面で完璧主義の人が更年期障害になりやすいとされています。

 

反対に、もともとあまり物事を気にしない性質で前向きな思考の人は症状が出にくい傾向があります。 もちろん、耐えられないほどつらい症状で悩んでいる時に、前向きに考えること自体、なかなか難しいものです。

 

しかし、これは、ニワトリが先か、卵が先かの議論に似ていて神経質だったり、自分を追い込むタイプの人だからこそ、症状がつらくなり前向きになれば、さらに症状を悪化させるという負のスパイラルになりがちです。

 

もともと、そういう性格だから仕方がないなどとは思わずに、このスパイラルを断ち切るためにも完璧主義な人は抜くことを覚えるなど、40歳からの不調を逆手にとって自分自身を変えるきっかけにしましょう。